懐かしい思い出に浸った今朝の私です2011/11/29 09:47

 今日はかつて仕事をしていた時のことを書こうと思います。

 32年間だったっけ?33年間だったっけ?・・・もう忘れかけていますが,その教員生活の中で,トータルして10年くらい「特別支援を要する子どもたち」のクラスを担任していました。

 A君と私は,ある学校で,この子が3年の時から卒業するまで,ずうっと共に過ごしました。

 個別に勉強するのはもちろんのこと,「交流学級」での勉強の時も給食の時もトイレに行く時も,ずうっとずうっと一緒でした。

 いつしか私たちは,「まるで親子のようだね。」と言われるようになりました。

 そんな私たちですが,「生活科」の時間に,よく校庭を散歩しました。

 季節ごとに変化する花や木々を,2人でゆっくりと見て回りました。
 「これはさざんかという花だよ。冬になったら咲くの。」と私が言うと,彼はにこっと笑い,その花を指さしました。言葉がはっきりしゃべれない彼ですが,「さざんか」の「さ」の音だけはちゃんと聞こえたので「そうそう,さざんかね。」と私が答えるのが常でした。

 今思えば,ほんとうにおだやかな時間が,そこにだけ流れていたような気がします。

 ここに貼った写真は,そんな時に撮った写真です。真冬の寒い中,2人で空を見上げると,「みかん」が木になっていました。その向こうには,かすかに「メタセコイヤ」の木が見えます。

 寒々とした感じの写真に見えますが,とっても心は温かかったのですよ。

 この写真を,パソコンの中で偶然見つけたものですから,当時のことを懐かしく語ってみたくなりました。(*^_^*)

「夢カップ」シリーズの秋バージョン そしてちょっと重い話を・・・2011/10/13 09:01

 春に,「夢カップ」と私が勝手に名付けて,花や果物をかたどった「カップ」の写真を,ここで紹介していましたが,今回のが最後の1つになります。
 ほんとうは,春に続けて紹介したかったのですが,「柿」の形ということで秋になったら紹介しようと思い,今日まで取っておきました。って・・・そんな大げさなものではないけれど・・・

 これは飲み口が蛇行してて,実用的ではありませんね。でも,観賞用としてはいいかも・・・ちょっとしたお花を生けて玄関に飾るのもいいかも・・・ですね。(^-^)

 さてさて,話は全然変わるけど,今日はお仕事をしていたころの話を少ししたいと思います。

 私は32年間の教員生活のうち,10年くらい特別支援教育(障害児教育)に携わりました。もちろんそれに関する免許は取得しておりましたが,初めて受け持つことになった時には,実践経験といえば教育実習くらいのものでしたから,不安な気持ちでいっぱいでした。子どもたちにどうかかわったらいいのか,全くの手探りの中自分としてできることをただただ一生懸命にするしかありませんでした。
 
 ある時,あるお子さんのお母さんからこう言われました。
 「こういう子をもっていない先生に私の気持ちなんかわかるはずない。」・・・この言葉は私にとって衝撃的でした。そして,なかなか返す言葉が見つからず・・・
 
 「はい,わかりません。でも・・・わかりたいと思います。学校では私がこの子の親なのですから,わからなければいけないと思っています。・・・」
 その言葉がお母さんにどう伝わったかは不明です。なぜならその後の言葉はなかったから・・・

 それからいろんなことがあって,何度も私は打ちのめされて・・・でも・・・その方と長い話をしながら,涙を流し・・・やっとその方の気持ちがほんの少しわかったように思いました。

 人の気持ちを丸ごとわかるなんてそれは無理です。でも・・・人に寄り添うことで,ちょっとでもその人の痛みがわかったならば,ほんのちょっとその人に近づけたことになるのではないかと,今はそんな風に考えます。

 この話は教員になってだいぶ経ったころの話ですが,なって間もないころ,通常クラスのお子さんのお母さんからも同じような言葉を言われたことがありました。

 「先生はまだ若くて自分の子どもがいないから,母親の気持ちがわからんのや。」・・・

 それに対して私は何も言えなかったと思うのですが,もうかなり昔のことゆえ,記憶が薄れかけていてさだかではありません。でも・・・その言葉の背景にあった出来事は,今でもちゃんと覚えています。

 が・・・あまりにもたくさん書きすぎましたので,そのことについては,また後日書くことにします。

気がつけばもう3月も半ば2008/03/15 08:19

 月日の経つのはほんとうに早いものだとつくづく思う。思えば昨年の今ごろは退職に向けてのカウントダウンをわくわくしながら待ち望んでいたっけ。それと共に子どもたちとの別れの寂しさは日増しに増してはいったけど,心の重圧から解き放たれると思うと,その日がほんとうに待ち遠しかった。
 さて今年はというと,せっかく仕事から解放されたのに,9月からまた同じ職種で働いている。お願いされて断りきれなかったというのが本音だが,1日4時間の勤務だから,気分的にはずいぶん楽だ。自分がいることで少しは役に立っているのだろうか,また次年度もという話があった。4月からはのんびり過ごそうという思いはあったけど,せっかくのお言葉だからお引き受けした。必要としてくれている時に働くのも悪くはないな・・・今はそんな気持ちにもなってきている。
 しばらくほったらかしにしていた薔薇の枝に小さな蕾がつきだした。そろそろ花の手入れもしなければ・・・

お休みだぁ(^-^)2007/11/12 08:46

 今日はお休み。今までお休みといっても何かしら用事があって出かけることが多かった。今日は久しぶりにどこにも行かなくてすむ。
 
 最近心も体も疲れ気味。今日は家でゆっくり過ごしたい。

退職後の人生・・・人それぞれ2007/05/04 07:57

 昨日「退職者・・・連盟」というところからある人がたずねて来られてぜひご入会くださいと言う。(あっ,この人どこかで見たことある・・・)と思ったがなかなか思い出せない。私はこの手の会にはできたら入りたくないなぁと思っていた。辞めてなお先輩達の顔色をうかがいながらあれこれ活動?するのはわずらわしいからだ。活動と言っても自分たちの年金確保のための働きかけをするとか地域にボランティアをするとか自分たちの趣味の会を開くとか・・・らしいが,年会費2500円いるそうだ。「ぜひご協力ください。」との言葉に心がぐらっ。私はどうも断り下手のようだ。でも即答は避け後日連絡しますという名刺をもらってお引き取りねがった。
 その名刺を見て・・・やっとわかった。かつては教員から怖がられた,いやいやとても力のあったある学校の管理職だった人だ。私は直接かかわりはなかったが,お名前はよく存じ上げている。今は穏やかなおじいちゃまになられていた。
 どうしよう・・・私の親友に電話で相談。その人はきっぱり。「私は入らん。」
 
 辞めてなお上の人(だった人)の顔色をうかがう。私ははどうも権威に弱いようだ。これってやっぱり欠点だろうなぁ。(苦笑)